【2015年12月定例会レポート】 プロジェクト成果報告!a-con初参加者が感じた「おもしろいコミュニケーション作戦」とは?

【2015年12月定例会レポート】 プロジェクト成果報告!a-con初参加者が感じた「おもしろいコミュニケーション作戦」とは?
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a-con事務局
a-conは日本のNPO活動をより深めていくエンジンとなるようなユニットでありたい。a-conは、NPOのコミュニケーション課題をスキルを有した社会人/学生ボランティアがサポートします。より「伝わる」NPOやその活動が増えるような基盤になれるよう、日々活動しています。
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12月の新規ボランティア説明会&a-con定例会。
今回も社会人から大学生まで、様々な分野で活躍されている5名の新メンバーが参加しました。説明会の参加者はなんと全員女性でした。
今回の報告レポートは、早速広報プロボノ体験としてa-con初参加の社会人が書いております。ここでは、a-con初参加の社会人が感じた説明会&定例会の内容(終了後には懇親忘年会として「ちゃんこパーティ」も開催!)と率直な感想を織り交ぜて紹介させて頂きます。

2015年度12月プロジェクト定例会1

説明会

今日の参加者は5名。全員女性!そして最も若手は大学1年生!高校を卒業して9ヶ月。規程のボランティア時間に達すると単位認定してもらえるそうです。
そんな参加者たちのきっかけの8割は、”「ボランティア」「東京」で検索して見つけたから”、”a-conのWebサイトがしっかりしていたから”ということでした。きっとこの裏にはa-conの方々の努力があるものと思います。さすがCommunicationのプロフェッショナル団体!
説明会では、専門的な活動に熱心に取り組むNPOの存在や活動を伝えていく支援をするNPOがa-conであることを教えていただきました。
また、数カ月前にa-conに加わった先輩メンバー塚越さんから、参加のきっかけ、団体の雰囲気や活動の様子など、身近な声を聞くことができました。

様子:
参加者5名とも活動への参加を前向きに検討していました。ただ、自分に何が出来るのだろう?どういうプロジェクトがあるのだろう?という少々の不安もお持ちでした。

感想:
説明会を開催してくださった皆様はとても優しく、親身に接してくださいました。それだけでなく、お茶やお菓子のおもてなしに感動しました!

2015年度12月プロジェクト定例会2

定例会

1. 自己紹介
2. プロジェクト共有、コミュニケーションブレスト
3. 懇親会 –> 忘年会 “ちゃこパ”


1.参加できなかったメンバー、これからa-conに参加しようかな、とか、
NPOサポートプロジェクトに参加してみようかな、という人が雰囲気含めて内容がわかることで参加しやすくする
2.活動内容をきちんと残しておくことで、今後の活動の改善につなげる

1. 自己紹介

三つの島に分かれ、島の中の5~6名で自己紹介。
お題は、①名前、②仕事や学部、③a-conの活動を知ったきっかけ/a-conでの現在の活動内容、④年末の予定 で、恊働ステーション中央から自宅までの距離が遠い順に自己紹介していきました。
どのテーブルも盛り上がっている様子でした。
一つ目のテーブルの塚越さんは年末にハンガリーへ旅行へ行くそう!二つ目のテーブル粟野さんは地元立川にこもる予定。三つ目のワンさんはL.A.と、皆様にはすてきな年末が待っています。

2. プロジェクト共有

3つのプロジェクトから活動共有がありました。どれも気づきの多いものでした。

1) DPI女性障害ネットワーク
http://dpiwomennet.choumusubi.com/

団体:
障害者女性の困り事を政府や国際機関に働きかけるといったアドボカシー活動を行っている団体と説明いただきました。

a-conの支援内容:
ファンドレイジング
2月にジュネーブで開催される国連の関連期間でのロビーイング活動実現に向けて、メンバー派遣費用を準備したいという背景があります。
作戦は、これまでにアプローチ出来ていなかった人を対象にするということ。

作戦のおもしろいところ:
複数の視点からブログを作成し、それをFacebook、Webニュース、紙ニュースで発信。
反応があったところにはその観点のブログを継続的に発信し、反応が薄かったところには別の観点のブログを発信して反応を見て…と誰がどこに反応するのかを観察しながら団体の情報を届けて認知度を高めるというところ。

今後の活動:
ブログ記事は障害をお持ちのメンバーが作成完了し、12/18から既に発信済みです。
1月は目標金額の寄付金を集め、成果を出す活動を行う予定。

1月がこのプロジェクトの勝負時。そのタイミングで寄付金獲得に繋げる活動を手伝ってくれる方を募集しているみたいですよ!

プロジェクトのおもしろいところ:
団体のメンバーは障害をお持ちの方。そのような方々とユニバーサルを感じながら仕事を進める機会がここにはあります。
また、「障害をお持ちの女性」の問題を理解することは、実は女性そのものの問題を理解することにも通じます。これまでにあまり意識したことがなかった方も考えるきっかけになるかもしれません。

2) 国際NGO ADRA Japan
http://www.adrajpn.org/

団体:
途上国や災害被災地で開発支援や緊急支援を行う

a-conの支援内容:
マンスリーサポーターを増やすための会員化ストーリーの作成とSalesforceの初期構築

災害発生時は、一時的に寄付者が増えます。
ただ、活動を継続するためには、長期的に支援してくれるサポーターが必要となります。
そのような会員を増やす方法を考えています。

作戦のおもしろいところ:
緊急支援を行い、長期的な支援をする会員になる確率が430人に一人という分析結果を算出。
どうしたら会員になるのか、”ストーリー”を作成、実現していくことを目指しているところ。
Salesforceを使って会員化に向けたアプローチを展開すべく、ITを積極的に活用しようとするところもおもしろそう。

今後の活動:
ストーリーの組み立てと、Salesforceの初期構築を進める予定。
Salesforce社にいるNPO支援に超アツい方を巻き込むかも?!

オフラインでは5-6名、オンライン含めると7-8名のメンバーがいます。
どちらのスタイルでもokなので、今後のアイディア出しなど手伝ってくれるメンバー募集中です。

プロジェクトのおもしろいところ:
以前に実施した取り組みがおもしろいし成功しているだけに、今回のプロジェクトにも高い期待が。成功すれば他のNGO/NPOの先進事例にもなるようなネタというぐらい、おもしろみが詰まったプロジェクトです!

3) 特定非営利活動法人ダイバーシティ工房
http://diversitykobo.org/

団体:
不安を抱えている小中学生や、発達障害のある小中学生の塾

a-conの支援内容:
採用支援

将来的な塾長候補の採用戦略を練っています。
いかに妥当な予算で長期的に活動してくれる候補者を見つけ、条件である障害福祉経験5年以上の人材と出会い、採用に繋げるか。

作戦のおもしろいところ:
まずは、人材採用の基本に忠実に攻めるところ。

今後の活動:
特定のターゲットにどんなメッセージを送ると効果的なのか、今回のワークショップで考えていきました。
得られたアイディア等を参考に、今後もターゲットごとのメッセージや、採用プロセスを検討していく予定。

プロジェクトのおもしろいところ:
女性中心のメンバーが、人材採用戦略をベースに検討を進めているところ!
ほんわかと温かい雰囲気で、着実に進んでいるプロジェクトなのかな、と感じさせる何かがありました。

3. 懇親会 –> 忘年会 “ちゃこパ”
定例会後、両国のちゃんこダイニング 安美総本店で、盛大な忘年会が開催されました!

ちゃんこダイニング 安美総本店
http://www.sakanaya-group.com/05ami/index.html

2015年度12月プロジェクト定例会5

最後にa-con全体を通じて…

特定の分野のNPO/NGOだけでなく、多岐の分野の団体に接することができる点がいいところだなと思いました。
また、自分の専門性に自信がなくても、専門家たちが考えることと、一般人に近い自分が考えることのギャップをうめることが求められていることだったりするので、ありのままの自分で参加することが、実は最も簡単に貢献できる参加の仕方なのかも、と感じました。

メンバーの方々は本当にバラエティ豊かで色々なご経験をお持ちです。
優しくしてくれます。
今回の参加を通じて、とてもいい雰囲気の仲間たちと実りある活動できるのだろうな、という印象をもつことができました。

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